今回の見どころは、オズとフィガロそしてブラッドリーとネロの関係が明らかになったり、ファウストの過去がチラチラと見えてきました。
そして墓地での怪異など次回以降に繋がる序章でもあります。
フィガロの正体とは？
オズが一時的に魔力が使えない自分の代わりに呼び出したのは、力が弱い南の魔法使いのはずのフィガロでした。
しかし本当は、フィガロは元は北の魔法使いでオズよりも長く生きているということが発覚しました。
管理人蒼雫のプチ知識
フィガロとオズはスノウ・ホワイトの弟子という関係で、しかもフィガロの方がオズよりも長く生きています。
なのでオズには及ばないながらも、強い魔力を持ち北の魔法使いたちにも恐れられている存在です。
しかしオズがアーサーを育てている時にも、スノウ・ホワイトと共にオズの城を訪れアーサーの遊び相手をしたりという優しい面もあります。
フィガロは、「優しい顔と恐ろしい顔」両方を持っている不思議な人のようです。
フィガロはスローライフと言っていましたが、フィガロの過去を知らないルチルとミチルに接することで長い時を生きた心の癒しになっているのかなと感じました。
ルチルとミチルの素直さは、本当に素晴らしいと思います。
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ブラッドリーとネロの関係は？
パーティーで因縁の再会をしたブラッドリーとネロがバルコニーの下で話をしていました。
ブラッドリーが首領をしていた大盗賊団で、ネロはブラッドリーが信頼する右腕という存在でした。
しかしブラッドリーが収監される前にネロは盗賊団を抜けていたようですね。
ネロが盗賊団を抜けた理由については はっきり語られてはいませんが、ネロは大盗賊団をまとめ上げるブラッドリーの魅力に魅かれながらも、無謀なことを繰り返すブラッドリーを見ていられない などかなり葛藤があったと思われます。
管理人蒼雫のプチ知識
100年位前 ブラッドリーを捕まえ投獄したのは、スノウ・ホワイトとフィガロです。
その少し前に起きた事件で、人間が「魔法使い」に対しての不満が爆発しそうになり当時「悪の盗賊団」のボスで有名人だったブラッドリーを見せしめの為に投獄したのでした。
（牢獄の中でブラッドリーは「賢者の魔法使い」として召喚されました）
ブラッドリーは、捕まる時に部下が何人も石にされ、その後盗賊団も解散に追い込まれたとして、今でもスノウ・ホワイトとフィガロを恨んでいるようです。
（魔法使いの中からもなぜスノウ・ホワイトとフィガロは人間の味方をしたのか？と疑問の声もあったとか）
魔法科学技術
魔法科学技術とは、マナ石を動力源にして機械で魔力を制御する技術です。
魂を砕かれる以前のムルが西の国で発明した技術です。（国境を超えるエレベーターもムルの発明だそうです）
管理人蒼雫のプチ知識
魂を砕かれる以前のムルは世紀の智者、大天才と呼ばれ自分の知的欲求のままに研究や発明をしたと言われています。
そして今は所在は不明ですが、世界中にムルの研究所があるとされ かなり危険な研究や途中で放棄された物もあるそうです。
研究資金のために西の国の王家にも助言を与えたりもしていました。
西の国の発展はムルが大きく貢献しているといえます。
そして魔法科学兵団とは、ニコラスが西の国から持ち帰った魔法科学技術をもとにして組織されたものです。
中央の国の塔を崩したのは巨大なとりの影？？
グランヴェル城のメイドが墓地から出てきた大きな鳥の影が塔に絡みつくのを目撃していました。
墓地の調査
そして東の魔法使いたちと賢者は墓地を調べに行くことになりました。
処刑の丘
墓地の近くに処刑の丘と呼ばれる場所がありました。
ファウストはそこで罪人（盗賊や人殺しそして時の正義になりそこねた者たち）が処刑された場所だと言っていました。
ファウストにとって、深い因縁がある場所のようです。
同じ時レノックスはグランヴェル城で、初代国王アレク・グランヴェルの肖像画を見ながら「残酷な歴史」を思い出していました。
レノックスの「あなたはどうしてただひとりの親友だった魔法使いを、火炙りの刑に科してしまったんですか」のセリフにとても強い思いがこもっているように感じました。
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墓地での怪異
墓地に到着すると、墓地は掘り起こされ棺のなかの遺体も盗まれた状態でした。
「＜大いなる厄災＞がこの世界に近づき過ぎた影響で失われたはずのものが蘇り暴走し始める」とのファウストの言葉通り、首飾りの膨れ上がった怨念が襲ってきましたが、シノとファウストにより仕留められました。
そしてファウストは、お前の怨嗟がどれほど深くとも、お前の憤怒がどれほど激しくとも自分ほどではない と独り言を言っていました。
とても深い意味がありそうなセリフですね。
しかし翌朝 城でニコラスに「墓地には何の異変もなく、賢者の魔法使いが狂言騒ぎを起こそうとしているのではないか」と言われてしまいました。
そこでヒースクリフが東の国のブランシェット家の者として「自分たちが確認したものを否定するのか」とニコラスに対し言っていました。
普段控え目なヒースクリフとは思えない堂々とした態度で、とてもカッコ良かったですね。
月蝕の館
魔法管理大臣のドラモンドの話によると＜大いなる厄災＞が近づき過ぎた影響で都中に怪異が目撃され、中でも「月蝕の館」の怪異が凄まじく、調査にいったクックロビンと連絡がとれないとのことでした。
そして賢者は、西の魔法使いたちと調査に向かいました。
西の魔法使い
「月蝕の館」に向かう道中で西の魔法使いらしさと心に響く言葉を紹介します。
賢者の「どうしてドラモンドの依頼を引き受けたのか？」の問に対しての西の魔法使いの答えは「やりたいと思ったから」ということです。
西の魔法使いらしさとは、自由気ままで周りを気にせず、好きなことをやり嫌なことはやらないとのことでした。
心に響いたことは
ムルが賢者に対し「賢者様は歌は好き？」と言い、賢者は「自分は歌は余りうまくないので」と答えました。
そしてその答えに対し西の魔法使いたちは、「歌が上手い下手は関係なく、歌いたい時に歌いたい人と自由に歌えばいい」ということでした。
西の魔法使いの自由な心を見習いたいと感じました。
そして月蝕の館の怪異
月蝕の館に入ると不穏な空気が漂い巨大な蝶や鱗粉に襲われましたが西の魔法使いに撃退されました。
そしてもう一人のムルが現れ指を鳴らすと賢者たちは果てしない銀河の渦の中に飲み込まれていきまいした。
魔法使いの約束はどこで見ることができる？
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最後に
ついにフィガロの正体がバレてしまいました。
魔法舎で知り合いが多いのも、時々見せる迫力も納得です。
そして今回の墓荒らしがどう繋がっていくのかも楽しみです。
最後に出てきたいつもとは違うムルも不思議ですね。
後半に向けてストーリーはどんどん加速していきそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
