管理人蒼雫が大好きな21人の賢者の魔法使いたちの魅力について、ぜひ知っていただきたいと思い追加の記事を書きました。(ネタバレもあります)
<大いなる厄災>とは
この世界の『大きな月』のことで、『月』が近づきすぎると この世界は破壊されてしまうと言われているため「賢者の魔法使い」には年に一度襲来する『月』を撃退し『月』を遠ざける使命があります。
毎年「賢者の魔法使い」の活躍で簡単に『月』との勝負に勝っていましたが、今回の『月』の威力は異常に強く、10人の魔法使いたちが石になってしまい、さらに地上にも大きな被害が出ていました。
そのため新しい10人の「賢者の魔法使い」が召喚されたのでした。
そして「賢者の魔法使い」としての証は、体のどこかに(額、舌、肩、胸など)百合の紋章が現れることで、魔力がなくなるなどして「賢者の魔法使い」の役目を外れる以外は 絶対に消すことは出来ず役目から逃れることもできないそうです。(紋章が浮かぶ時は熱を持って光る)
<大いなる厄災>の奇妙な傷とは
威力を増した<大いなる厄災>(月)と戦い 石にならなかった「賢者の魔法使い」たちも、<大いなる厄災>に近づき過ぎたため魂に傷を受けてしまいました。
魔法使いたちには「<大いなる厄災>の奇妙な傷」と呼ばれていますが、その症状は魔法使いによって違います。
中央の国の魔法使い
中央の国とは
中央の国は大陸の中央にあり、人々の往来も多く交易も盛で、活気のある国です。
しかし、魔法使いに対する偏見は強めにあります。
中央の国の魔法使いの気質
使命感や正義感が強く、何かを成し遂げることを最優先にし 勇敢でなかなか屈しない そして仲間思いです。
リーダー気質で指導者に向いていると言われています。
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オズ
年齢:約2000歳
世界最強の魔法使いで、「情のない絶対者」「世界を征服した魔王」と人間からも魔法使いからも恐れられる存在でした。
その魔力は強大で天候さえも操ることが出来ます。
その当時 目障りな魔法使いは、全て石にして食っていたそうです。
オズは幼い頃からかなり強い魔力を持っていて、スノウとホワイトが見つけ育てました。
しかし強力な魔力は制御が難しくスノウとホワイトも距離を置いていたため、感情が育たなかったようです。
そんなオズに変化が訪れたのは、北の国の山に捨てられたアーサーを拾ったことがきっかけでした。
最初はアーサーの強い魔力に惹かれ 本当に石にするつもりだったようです。
しかしアーサーを育てるうちに アーサーの真直ぐで無垢な心により オズにアーサーを大切にしたいという気持ちが芽生え 人間らしい感情が出てきたようです。
オズは アーサーが4歳からグランヴェル城に帰る13歳まで 父親のように接していたエピソードは、アーサーによって多く語られています。(例えば、アーサーの為にオズがパンケーキを焼いたなど・・・)
アーサーに城からの迎えが来て帰ってしまった後、周辺には凍死者を出すほどの激しい吹雪がしばらく続きました。
それはオズが無意識のうちに寂しいという感情を溢れ出したせいでした。
そしてオズは、絶対に外れないという スノウ・ホワイトの予言で「アーサーは中央の賢者の魔法使いとして選ばれ<大いなる厄災>との戦いで死んで石になる」ということを聞きました。
オズは生粋の北の魔法使いでしたが、力で理に割り込み中央の賢者の魔法使いとしてアーサーの代わりに選ばれることに成功しました。
これがオズが北の魔法使いであるにもかかわらず 中央の魔法使いとして選ばれた理由です。
そしてアーサーと再会した時に アーサーの手の甲に賢者の魔法使いの紋章があるのを見て驚いてショックをうけていましたね。
しかし結局 アーサーは今回 中央の賢者の魔法使いとして選ばれてしまいました。
やはり「絶対はずれないと言う予言」の運命を変えることは難しいのでしょうか?
(アーサーはこの予言のことは知りません)
★賢者の魔法使いの紋章の位置:左鎖骨の下
<大いなる厄災>の奇妙な傷:夜に魔法を使おうとすると眠ってしまう
【他の賢者の魔法使いたちとの関係は】
中央の魔法使いの中では先生です。
アーサーにとっては育ての親で、アーサーのことは大切で守りたいと思っています。
スノウ・ホワイトが師匠でフィガロは先輩弟子です。
そしていつもフィガロとはお互いに遠慮のない会話をしていますね。
アーサー・グランヴェル
年齢:17歳(若い魔法使い)
中央の国の王子として生まれました。
しかしアーサーが4歳の時、魔法使いに対する偏見の目に耐えきれなかったアーサーの実の母親(王妃)の命により北の国の山に捨てられてしまいました。
そしてオズに拾われ、グランヴェル城から迎えが来る13歳までアーサーは オズの城でオズに育てられました。
アーサーは強い魔力を持っています。(その魔力に惹かれたオズに拾われたようです)
魔法はオズに教えてもらったと言っています。
性格は、素直で心が広くそして優しく 本当に非の打ちどころがない感じですよね。
そして魔法使いと人間が共に手を取り合う理想の社会を目指して、日々の国政にも携わっています。
発する言葉も17歳とは思えないほど人間的に出来ていると思います。
すでに中央の国のトップとしての威厳も見えますね。
しかし時々見せる天然なところが可愛いです。
スノウ・ホワイトがした「アーサーは中央の賢者の魔法使いとして選ばれ<大いなる厄災>との戦いで死んで石になる」という予言のことはアーサーは知りません。
★賢者の魔法使いの紋章の位置:右手の甲
<大いなる厄災>の奇妙な傷:なし(まだ<大いなる厄災>と戦っていない)
【他の賢者の魔法使いたちとの関係は】
オズに4歳から13歳まで育てられ、オズが魔王と呼ばれた時代の噂は全て嘘で、オズは優しくて素晴らしい魔法使いだと信じている。そしてアーサーはオズの弟子だと言っています。
カインとはカインが騎士団長の頃よりの付き合いですが、「賢者の魔法使い」に選ばれてからは友好も深めているようです。
スノウ・ホワイトとフィガロは、アーサーがオズの城で暮らしていた時に、時々来て遊んでもらったり オズには教えられない常識なども教えてもらったようです。
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カイン・ナイトレイ
年齢:22歳(若い魔法使い)
ずっと魔法使いであることを隠して生きてきたので、本格的に魔法を使いだしたのは賢者の魔法使いの中で一番遅いです。
栄光の街の出身で、カインの母の願いでずっと魔法使いである事を隠して生活していました。
そして騎士に憧れ剣技を磨き、剣の腕は「中央の国最強の騎士」とも言われています。
そして中央の国の騎士団長にまでなりましたが、ある日 騎士団が北の魔法使いのオーエンに襲われ カインが魔法で防御したことにより 魔法使いであることがバレてしまい騎士団長の地位を剥奪されてしまいました。
その時にオーエンに魔法で左眼を奪われ 代わりにオーエンの左眼をはめ込まれてしまいました。
カインの性格は気さくで 頼れる兄貴と言う感じ、面倒見も良いですが 細かい事は気にしないタイプです。(敬語は苦手です)
所作は騎士らしく、正義感も強いです。しかし蛇は苦手だそうです。
★賢者の魔法使いの紋章の位置:右腕(前腕)
<大いなる厄災>の奇妙な傷:相手に触れるまで相手の姿がみえない
【他の賢者の魔法使いたちとの関係は】
アーサーには騎士団長の時から主君として仕えていて、賢者の魔法使いとしては友人としても交流を深めています。
オーエンが騎士団を襲った為、騎士団長の地位を失いさらに左眼も取り換えられてしまいまいした。
カインはいつかオーエンに勝って左眼を取り戻すと言っています。
オズに対しても、自分たちのリーダーと認めているが 他の魔法使いたちが恐れる中でも気さくに話をしています。
リケ・オルティス
年齢:16歳(若い魔法使い)
賢者の魔法使いとして選ばれるまで、魔法使いを神の使徒として扱う教団の奥に閉じ込められ生活していました。
教団の教えでは、魔法使いは「神の使徒」で選ばれた人間に奉仕する為に神が遣わされた者、そして人々を正しい世界に導く使命があるということです。
そして外の世界は穢れていて その穢れから司祭と教団の人々が「神の使徒」を守ってくれていると教えられていました。
リケは家族の記憶はないと言っていましたので、ずっと教団の都合が良いように利用されていたと思われます。
魔力はわりと強そうです。
リケは教団の中で隔離されて育ったため 世間知らずで実際の歳より幼い印象があります。
そのせいか 恐れ知らずで物怖じしない性格、そして誰に対してもはっきりと思った事を言います。
特に無口なオズに対しては、全く遠慮なくガンガン言っていますよね。
教団の教えと現実のギャップに悩む姿も見られますが、「人々を正しい世界に導く使命がある」という信念は変わらないようです。
★賢者の魔法使いの紋章の位置:額
<大いなる厄災>の奇妙な傷:なし(まだ<大いなる厄災>と戦っていない)
【他の賢者の魔法使いたちとの関係は】
賢者の魔法使いに選ばれてからの関係ですが
アーサーを尊敬しているようです。
南の魔法使いのミチルとは歳も近く友達として仲良くしています。
東の魔法使いのネロの料理を食べて感激し、ネロのさりげない優しさなどを感じネロを慕っています。
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最後に
今回は中央の魔法使いたちについて書きました。
アニメだけでは分かりにくい 他の魔法使いとの関係についても深堀してみました。
世界中から「魔王」と恐れられているオズの心の変化や アーサーとの深い絆を感じていただきたいです。
次回は「東の国の魔法使い」についてです。
最後までお読みいただきありがとうございました。