今回の見どころは、月蝕の館で行われようとした儀式とは?
そしてニコラスの事件をきっかけにますます深まる人間と魔法使いの溝そしてそれぞれの想いとは?
などぎっしり詰まっています。
月蝕の館
もうひとりのムル
月蝕の館にいたムルは賢者がこの世界に来た時にエレベーターで会ったムルと似ていましたが、
<大いなる厄災>の秘密に近づき過ぎて世界中に飛び散った砕けたムルの魂の欠片のひとつでした。
そして今回の<大いなる厄災>の影響で魂の欠片が実体化した、それがムルの奇妙な傷だということでした。
エレベーターで会ったムルも魂の欠片のひとつで、砕け散った魂の欠片たちはムルに詰まっていた多くのものも砕けてしまったのでそれぞれの魂の欠片たちは少しずつ性質もちがっているようです。
砕け散った魂の欠片たちは それぞれ違う部分のムルを持っています。
月蝕の館で行われた秘術とは
魂の欠片のムルの話では、<大いなる厄災>を招こうとした者がいる。
しかも月の召喚術は世界中で行われていて、この「月蝕の館」は大きな魔法陣のほんの一部だということです。
しかし「月蝕の館」の召喚術は贄を古い人骨にしたため「月の召喚術」は不成立になり、別の意味を持つ秘術に変質してしまいました。(その証拠が大きな鳥の影のようです)
その場の秩序も乱れ狂乱し ひどい状態でした。
さらに儀式の媒介として使われた「月の石」も危険な負のエネルギーを溜めたままなくなっていました。
そして魔法陣の祭壇の下からムルが見つけたものは「魔法科学兵団が使っている駆動装置」(力を制御するための機械)でした。
(魔法科学兵団の中に「月を召喚」しようとした者がいる)
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ムルとシャイロック
魂の欠片のムルと話すシャイロックは、いつも冷静なシャイロックと違いいろいろな葛藤が現れていました。
ムルは、シャイロックの心情をうまく言葉で表現していましたね。
結局シャイロックは魔法で魂の欠片のムルをパープルサファイア色の小さな欠片に戻してしまいました。
それは、周りで見ていた者たちが引いてしまうほど容赦がない感じでした。
普段物静かなシャイロックの隠された激しさが現れたシーンでしたね。
そしてムルは魂の欠片を飲み込みました。
北の魔法使い
ルチルとミスラ
ルチルはミスラに「ミスラおじさんですよね」と声をかけました。
それはルチルとミチルの母大魔女チレッタが自分の死期を近いことを感じ、ミスラをルチルに紹介した時にミスラはルチルに「あなたとあなたの弟は俺が守ります」と言いました。
これはミスラがチレッタに約束をしたということです。
ルチルはこの約束の言葉があったから頑張ってこれたと言っていましたね。
(魔法使いの約束第6話の見どころは?の記事にも少し書いてますhttps://sizuku-a.com/mahoyaku-6-osusume/ )
しかし今回は、ルチルがチレッタの名前を出す前にミスラに「どうでもいいです。覚えていませんから」と言われてしまいました。
ミスラらしい答えではありますが、ルチルはショックですよね。
カインとオーエン
カインを良く思っていないニコラスがカインに嫌味を言っているところにオーエンが現れ攻撃してきました。(なぜニコラスがカインを良く思っていないのかは「魔法使いの約束第7話の見どころは?」の記事にもかいてありますので読んで下さいねhttps://sizuku-a.com/mahoyaku-7-osusume/)
ニコラスを庇ったカインに対し、「化け物どもめ」と捨て台詞を言われてしまいました。
オーエンはカインのことを「騎士様」と呼び、よくカインの近くに現れるので、何か思い入れがあるように感じます。
ミチルとブラッドリー
北の魔法使いが好き勝手するせいで魔法使いの評判が落ちているとミチルは言いました。
ここでブラッドリーとミチルの会話に注目です。(北と南それぞれの国の性質も表れています)
ミチルは「みんなと助け合い、みんなと一緒にいたい」と言いました。
しかし、ブラッドリーの「どうして好かれたい?どうして嫌われるのが怖い?」との問いかけにミチルは答えられませんでした。
さすがブラッドリーは大盗賊団をまとめ上げた首領だったから、自分をしっかり持っていると感じました。
その強さは少し見習いたいと思いました。
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予言の子供
スノウとホワイトが以前にした予言は「チレッタが次に産む子供は南の魔法使いを全滅させる」ということでした。(スノウとホワイトの予言は絶対にはずれない)
チレッタが次に産む子供とは、ミチルのことでした。
そのためにフィガロはミチルのそばにいるのですね。
フィガロは、ミチルを守るために強い魔法は教えずに、そしていざという時にはミチルを石にする覚悟もあるようです。
しかしミチルは、予言のことは知らずに「強い魔法使いになりたい」という想いがありました。

管理人蒼雫のプチ知識
ミチルが産まれる時、チレッタはとてもひどい難産でした。
そしてチレッタは、まだ幼いルチルにミチルを守るために魔法を使うように指示したと言います。
ルチルもミチルを守るため必死で魔法を使いミチルは無事に産まれましたが、ルチルはその時魔法を使い過ぎたためその後 魔力が弱くなってしまったそうです。
チレッタはミチルを産んで亡くなりました。
ミスラの謎の行動
ミスラは街の片隅で痩せた子供に何かを預け隠し持って育てるようにと指示をしていました。
全く意味不明の行動ですが、これからどう繋がっていくのでしょうか?
人間と魔法使いの深まる溝
事件
ニコラスが城のバルコニーから飛び降りるという事件がありました。
アーサーの魔法で、ニコラスは助けられましたがニコラスが立っていたバルコニーにオーエンの姿もあり、人々は「ニコラスがオーエンに心を操られバルコニーから飛び降りた」と言っていました。
オーエンも「自分が心を操った」といっていましたね。
この事件がきっかけとなって人間たちが感じていた「魔法使いへの恐怖」などの感情が噴き出したようです。
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ルチルは
ルチルとミチルは城の兵士に乱暴されかけていましたが、レノックスにより助けられました。
ミチルも「北の魔法使いのせいで魔法使いが嫌われる」と憤っていました。
クロエは
パーティーで友達になった人間にあげたスカーフがその事件の後に「魔法使いのスカーフは恐ろしい呪いが掛かっているからいらない」と破って捨てられてしまったと悲しい表情で言っていました。
しかしラスティカが言った「このスカーフは世界にひとつしかない物で自分たちもスカーフに刺繍された青い鳥のように何度だって自由に空を羽ばたいていける。だから傷つかないで」などの言葉にクロエは癒されたようでした。
ラスティカの優しい温かさが現れた心に響くシーンでした。
アーサーは
ヴィンセントはアーサーを呼び出し「叙任式は中止で賢者の魔法使いたちには即刻 城から出て行ってもらう。」
さらに「オズがアーサーを育てていたのは中央の国をオズに渡すためでアーサーはオズに操られているという噂がある」と言いました。
そこにオズが現れヴィンセントたちに攻撃を仕掛けたところをアーサーが守ったことで、「アーサーはオズに操られていない」ということを証明したようでした。
アーサーはオズの深い想いを感じ、感謝と共に自分に対する不甲斐なさも感じていたようでした。
オーエンは
最後に賢者の前にオーエンが現れ<大いなる厄災>の奇妙な傷についていろいろ聞いて来ましたね。
オーエンはニコラスとバルコニーに居た時の記憶が抜けているようです。
オーエンは賢者に対し「死ぬよりも酷いことはいくらでも出来る」とすごみましたが、それに対し賢者の答えは「自分はそのひとつをオーエンにしてしまった」ということでした。
それは「オーエンならニコラスの事件を起こしかねないと決めつけて疑ったこと」そして「ごめんなさい」とオーエンに対し謝りました。
これに対してはさすがのオーエンも毒気を抜かれたようでしたね。
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最後に
今回は内容が本当に盛沢山でストーリーの展開も速く何度も見直してやっと理解できた感じでした。
これから最後に向けてどんどん盛り上がっていきそうですよね。
ワクワク、ドキドキしながら魔法使いたちを見守りたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。