今回はアニメ魔法使いの約束の最終回です。
中央の国の「トビカゲリ事件」の決着編でもあり、見どころがギュッと詰まっています。
そして最初はバラバラだった「賢者の魔法使い」が協力し合う心の変化も感じて下さいね!!
最後の決戦
いろいろな所で同時に戦いが起きていますので(頻繁に場面が変わる)、それぞれの場面ごとの戦いをまとめて書いてみました。
グランヴェル城 上空での戦いⅠ
王都に現れた月を覆い隠すほどの巨大な鳥、それは実体化した【兆しのトビカゲリ】でした。
トビカゲリから城を守る結界を張るためにスノウとホワイトは絵から抜け出し、グランヴェル城を全てを覆う巨大なスノウドームのような美しい結界を張りました。
そしてアーサーも結界が破られないようにトビカゲリを陽動するために箒で飛び立ちました。
決意を込めて飛び立つアーサーに対し 言葉をかける前に少しオズは沈黙していました。
オズの沈黙には言葉を大事している想いが込められています。
この世界の魔法使いたちは守れない約束はしない、なぜなら約束を破ると魔力を失ってしまうからです。
約束とは心と心でするものだから、約束を破ることは心を裏切ること、そして心で魔法を使うこの世界の魔法使いは魔力を失い魔法が使えなくなってしまうのです。
だから心を表す『言葉』を大事にしているのです。
賢者は過去にした数多くの守れない約束を思い出していましたが、確かに現実世界ではよくある事と感じたと同時に 魔法使いたちの誠実さは学ぶべきものがあると想いました。
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橋での戦い
カインとニコラス
蘇った死者たちと戦っていたカインの前に鳥の化け物と化したニコラスが現れました。

管理人蒼雫のプチ知識
カインとニコラスの関係
ニコラスはカインの前に中央の国の騎士団長を務めていました。
その姿は凛々しくカインもニコラスに憧れて騎士を目指し剣の腕を磨いたと言っていました。
しかしある時、ニコラスは王都での御前試合で王都に出てきたばかりのカインに負けてしまい、騎士団長を辞めることになりました。(カインはその時十代だったそうです。)
そしてニコラスは「魔法使いになりたかった」と言っていましたね。
カインはニコラスに対する今までの想いをぶつけていました。
実直な気性のカインらしい言葉だと感じました。
しかし勝負がつくと思われた時 ニコラスはカインの前から姿を消してしましました。
ニコラスの最後
ニコラスは東の国から戻る途中のファウストとレノックスの前に現れました。
そしてニコラスは ファウストの呪文で倒され塵になりました。
ファウストのかけた「深く眠れ」の言葉にもファウストの優しさを感じました。
ヒースクリフの<大いなる厄災>の奇妙な傷
橋での戦いの最中にヒースクリフの<大いなる厄災>の奇妙な傷が判明しました。
それは 強い恐怖を感じると黒豹に変身してしまうということでした。
しかも黒豹に変身している間は 心も黒豹になってしまい、周りの人に襲いかかり、変身が解けても黒豹の時の記憶はないというものでした。
黒豹のヒースクリフと蘇った死者たちに襲われていたシノとカインでしたが、そこに現れたのはオーエンでした。
オーエンは蘇った死者たちを一瞬で塵にし、黒豹のヒースクリフに近づき眠らせ元のヒースクリフに戻していました。(オーエンは動物などと話しが出来るという特技があります)
オーエンは自分の「<大いなる厄災>の奇妙な傷(急に無垢な幼い人格になってしまう)のことを誰にも言うな」と言い去って行きました。
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月の石
ミスラの空間の扉でルチルと都の痩せた子供は無事にフィガロの所へ送られました。
フィガロが診たところ、痩せた子供の異様に膨れたお腹の中にあるのは儀式の媒介として使われた『月の石』ということでした。
「月の石」は酷い状態で、取り出した時に混沌が溢れ出し場の秩序が乱れて汚染しないようにフィガロはファウストに周辺の浄化を頼みました。
しかしその子供は『月の石』の影響で所有欲が強くなり、『月の石』を取り出すことを拒みました。
そしてフィガロは「きれいな宝石がなくても、君は君だ笑顔の君を思い出して ありのままの自分を取り戻すんだ。君の名前を教えて?」と言いました。
フィガロの言葉が心に届いた子供は「ジュード・・」と答え、フィガロは「ありがとうジュード。君のおかげで都は救われた」と言い魔法で『月の石』を取り出しました。
心と言葉を大切にする魔法使いらしいシーンだと思いました。
グランヴェル城 上空での戦いⅡ
巨大な【トビカゲリ】は城の結界にくちばしで攻撃をしてきましたが、そこに箒に乗ったアーサーが現れ【トビカゲリ】の注意を惹きつけるため【トビカゲリ】に攻撃をしました。
アーサーの攻撃が当たり恐ろしい鳴き声を上げてアーサーを追いかける【トビカゲリ】を見て賢者たちはハラハラしていました。
そこへ賑やかに箒に乗って登場したのは、西の魔法使いたちでした。
アーサーと西の魔法使いたちは心を一つにし 一斉に攻撃しましたが、執拗にアーサーを突け狙う【トビカゲリ】を止めることはできません。
ノーヴァとの戦い
正体を現したノーヴァはかなり魔力も強く、オズに次いで強い魔力を持っているミスラも押されていました。
ノーヴァの「勝てると思っているのか?」の問に答えた ミスラの「ひとりではないので」という言葉は印象的でした。
仲間意識が芽生えてきたということなのでしょうか?
以前のミスラからは想像もできない言葉ですよね!!
ミスラ、ブラッドリー、ネロ、そしてオーエンも現れ一緒に戦いましたがノーヴァにダメージを与えることはできません。
最後はミスラが繋げた空間の扉で活火山のマグマだまりに閉じ込めましたが、また現れてきそうな感じでしたよね。
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オズと賢者
オズはアーサーが【トビカゲリ】に襲われている姿を見て、「<大いなる厄災>の思い通りにはさせない(オズは夜になると強い魔法が使えなくなってしまうということ)」そして 賢者に「悪いが、運命を共にしてもらう」と言い賢者の肩を抱いてバルコニーから飛び降りました。
勢いよく落下して行く中でオズは賢者に対し「賢者、力を授けろ。賢者は私達を導く者。私を信じろ。私もおまえを信じている。」と言いオズは力強く賢者の手を握りしめました。
そして賢者も この世界に生きる人たちと「小さな信頼を築きたい」と願ったことを思い出していました。
すると落下が止まり夜空を上昇していました。
オズに魔力が戻った証拠ですね。
そして夜空一面に青白い閃光と凄まじい雷鳴が響き渡りました。
激しい稲妻に打たれ追い詰められた【トビカゲリ】でしたが、執拗にアーサーを追いかけていました。
そして朝日が昇り始め オズが魔法を全開で使える時間になりました。
夜明けの景色は、中央の国が暗い夜から抜けたようにも感じましたね。
そしてオズの力強い言葉「私から逃げられると思うな!!」と言い、あっという間に中央の国の塔を修復すると共に、その塔で【トビカゲリ】を串刺しにしてしまいました。
さすが世界最強の魔法使いオズですね!!
戦いの後
【トビカゲリ】は無数の黒い羽根になりましたが、『賢者の魔法使い』たちで白く浄化され王都に平和が戻りました。
オズが塔の修復をした時に落ちたと思われれる『ムルの砕けた魂の欠片(パープルサファイア)』を見つけこっそりシャイロックが飲み込んでしまったということもありました。
取りやめていた叙任式が行われ、人々の喝采を浴びて、『賢者の魔法使い』たちも それぞれ嬉しそうでしたね。
そして「賢者の書に綴る物語がハッピーエンドで終わりますように」など賢者の想いが語られていました。
最後にミスラの<大いなる厄災>の奇妙な傷が『眠れないこと』というオチがありました。
魔法使いの約束はどこで見ることができる?
魔法使いの約束を見るならアニメ専門配信のdアニメストアがおすすめです。
dアニメストアは、アニメだけではなく2.5次元舞台の配信も充実しています。
『魔法使いの約束』の管理人のおすすめの見方は、アニメと「魔法使いの約束2.5次元舞台」両方を見ることです。
両方を見ると『魔法使いの約束』の世界にグッと浸れますよ。

最後に
今回がアニメの最終回ですが、これは『魔法使いの約束』の始まりの物語です。
これからもっといろいろな展開がありそうですが、この始まりの物語の中にそれぞれの魔法使いの関係性や性質など基本的な部分が語られています。
『魔法使いの約束』の基本の部分ですので、ぜひ何度も観て理解を深めてくださいね。
本当に大好きな『魔法使いの約束』を紹介することができて 幸せです❤
そして大好きな『賢者の魔法使い』たちについて もう少し詳しい記事を何回かに分けて書きたいと思っていますので、そちらも読んでいただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。