今回は『月蝕の館』の儀式の正体が明らかになり、不穏な事象が動きだしストーリーはどんどん展開していきます。
オーエンの<大いなる厄災>の奇妙な傷
魔法舎の木陰から出てきたオーエンは無垢な笑顔で今まで見たことがない表情をしていました。
さらに「いい子にしてたら騎士様が助けに来てくれると思ってた」と言っていましたね。

管理人蒼雫のプチ知識
オーエンは幼い頃、天井がイバラで覆われた湿った暗い場所に閉じ込められていたようです。
そこで 悪い人をやっつけて困った人を助けるという、半分土になった騎士様の絵本をいつも見ていて、「いい子にしてたら騎士様が助けに来てくれる」という強い想いがあったようです。
しかしその時は騎士様は現れず、置き去りにされる恐怖とトゲトゲのイバラが苦手という意識が残ったようです。
オーエンの<大いなる厄災>の奇妙な傷は、騎士の憧れを抱く無垢で幼い人格になってしまい、そしてその間の記憶はないということです。(本来のオーエンなのかも?)
カインにとても懐いていましたね。
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変容した儀式
ニコラス
魔法科学兵団の団長ニコラスには魔法使いになりたいという密かな想いがありました。
そしてノーヴァに月が落ちれば皆魔法使いになれると教えられました。
そのためニコラスは、ノーヴァの儀式(月の召喚術)を手伝い そして街が壊れた、ニコラスは自分の責任を感じてバルコニーから飛び降りたということでした。
死せる都の祝祭
ニコラスが儀式に必要な生贄を古い人骨の贄に変えてしまったために儀式が『月の召喚術』から『死せる都の祝祭』へと変容してしまいました。
『死せる都の祝祭』とは、太古の昔に封じられた魔術で 滅びた都の死者たちを蘇らせ、生きとし生けるものを糧として与えるという恐ろしいものです。
大きな鳥の影【兆しのトビカゲリ】は、その祝祭の始まりを告げる鳥でした。
やがて【兆しのトビカゲリ】が実体を持ち、死者たちが蘇り始めるということです。
『死せる都の祝祭』を止めるには、行方が分からない儀式の媒介とされた『月の石』を探し出し浄化しなければならないということです。(月の石を浄化することで、蘇った死者たちは塵にかえる)
残される謎
前に魂の欠片のムルが言っていましたが「月蝕の館」の『月の召喚術』は不成立だったが、世界中で『月の召喚術』は行われていて この「月蝕の館」は大きな魔法陣の一部 と言いていました。
ニコラスのようにノーヴァに利用された者が何人もいるという事なのでしょうか?
『月の召喚術』が成立している部分もあったために、今回の<大いなる厄災>の力は強かったのでしょうか?
ますます謎は深まりますね。
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ミスラ
オズへの問いかけ
「なぜ奉仕するようになったのか?そして中央の魔法使いとして召喚されたのもおかしい」とオズに問いかけました。
ミスラなりにオズの変化を感じていたようです。
オズはごまかしていましたが、賢者が「オズには大事なものが出来たのだと思います」と言っていました。
全ての答えは、アーサーですよね。
オズはアーサーと出会い育てることで心に大きな変化があり、中央の「賢者の魔法使い」として召喚されたのもアーサーのためでしたよね。(その理由は魔法使いの約束第5話の見どころは?の記事にかいてありますので合わせて読んで下さいねhttps://sizuku-a.com/mahoyaku-5-osusume/)
ミスラの約束
ミスラは大魔女チレッタとした「ルチルとミチルは絶対に守る」という約束をやっと思い出しました。
(ルチルはその約束に力をもらい頑張ってこれたと言っていましたよね)
魔法使いは心で魔法を使う、だから心を裏切る行為である約束や契約を敗れば、魔力を失ってしまうのです。(守れない約束をした魔法使いに不思議の力は従わなくなる)
スノウ・ホワイトに王都に惨劇が起こると言われていたこともあり、ミスラは慌てて王都に居るルチルたちの所へ向かったのでした。
怪異の始まり
【兆しのトビカゲリ】
ブラッドリーが捕まった時に没収された宝物を取り返そうと「月蝕の館」に忍び込んだブラッドリーとネロは影から実体化した巨大な鳥【兆しのトビカゲリ】を目撃し襲われました。
そしてブラッドリーの攻撃が命中した【兆しのトビカゲリ】は王都の方角へ飛んで行ってしまいました。
蘇った死者たち
都では死者たちが蘇り人を襲い始めていました。
そこに遭遇したフィガロは、ここに残ると言ったフィガロを心配するミチルたちに対して先に逃げるように指示をしました。
そして「今の俺、最高にいい人だったな」のセリフはフィガロの本音が漏れていましたね。
その後フィガロは魔法で周辺の蘇った死者たちを一気に塵にしていました。
ニコラス
城の橋の上も蘇った死者たちが押し寄せていました。
カインとシノとヒースクリフが戦っていましたが、さらにそこに現れたのは 鳥の化け物になったニコラスでした。
そして襲ってきたニコラスにヒースクリフは橋から落とされてしまい、カインがニコラスと対峙していました。
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攻撃してきたミスラ
ルチルとミチルとリケは逃げる途中で、ミスラから荷物を預かっているという痩せた子供に遭いましたが、そのお腹は異常に膨れていました。
そこにミスラが現れ「その子供を渡さないと殺す」と言い いきなりミチルやルチルに対して攻撃をしてきました。
ルチルは箒で子供を連れて逃げましたが、ミスラはさらに激しい攻撃をしてきました。
そしてルチルは「どんな時もミスラおじさんを支えにしていたのに、・・・もう、ミスラさんのクソ馬鹿!!」と言い ミスラの攻撃が当たりそうになった時「覚えていますよ」「あなたは俺が守ります」ともう一人のミスラが現れました。
ミスラの登場の仕方がカッコイイですね。
ミスラの約束
そしてミスラが呪文を唱えると 空が赤く光り破壊された街がありました。
ミスラは「ルチルとミチルを守る」というチレッタとの約束を守るために、二人を封印すると言いました。
それに対してルチルは「約束とは心が動かされて、心を決めて、心で結ぶもので信頼の証であるべき」と言いました。
そして「なんで母様と約束をしたんですか?」とのルチルの問いかけに、ミスラは「チレッタは自分に魔法や生き方を教えてくれた魔女で、死期が近いことを知った彼女に喜ぶことをしてあげたかったのかもしれない」と言いました。
それは感情表現が下手なミスラのチレッタへの感謝なのでしょうか?少しグッとくるシーンですね。
混乱する都
敵の正体
ミスラに化けていたのは、ニコラスを利用し月蝕の館で『月の召喚術』をやろうとしていたノーヴァという魔法使いでした。
アーサーの権威
王都に死者が溢れ出し、城の城門前で助けを求める人々に対しヴィンセントは城門を開けることを拒んでいました。
そしてアーサーは城門を開ける事を命令し、ヴィンセントに「この惨劇はあなたが起こしたようなものだ」さらに「わきまえろ!!私が王位継承者 第一王子アーサーだ」と言いました。
普段 温厚なアーサーがヴィンセントに対し怒りを見せたシーンですが、さすが国のトップにふさわしい風格がすでに備わっていると感じました。
都のさらなる混乱
都には蘇った死者たちが溢れていました。
王都に居たリケとミチルは、溢れる蘇った死者たちに襲われていましたが、そこに駆け付けたブラッドリーとネロに助けられました。
そして最後のシーンで「ミスラに襲われているルチルを助けて」と言いました。
もちろんリケとミチルが見たミスラはノーヴァが変化したミスラのことです。
これからどうなるのでしょうか?楽しみですね。
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最後に
いよいよ次回が最終回でまだまだいろいろな謎や展開がありそうです。
巨大な鳥【兆しのトビカゲリ】は殲滅することができろのでしょうか?
そして蘇った死者たちや鳥の化け物になったニコラスはどうなるのでしょうか?
管理人もひとりの賢者として見守りたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。