ヤルダの内乱の兆し、その中心に「呼ばれぬ魔女レオノーラ」の干渉を確信したオスカーとティナ―シャの行動は？
レオノーラとの戦いを中心に書きました。
レオノーラとの戦い
ティナ―シャとオスカーがヤルダの国に干渉する理由
一番の理由としては、ヤルダの内部分裂の中心でレオノーラ（呼ばれぬ魔女）が操作していることが判明したことです。
そしてレオノーラは宮廷を分裂させ、自分の思い通りに操ることができたら次は隣国である「ファルサス」か「ガンドナ」を狙ってくる可能性が高いと考えられます。
ヤルダの混乱を収めるためには、まずレオノーラの討伐が必須です。
呼ばれぬ魔女レオノーラについては、Unnamed Memory 第10話の見どころは？の記事にかいてありますので合わせて読んで下さいね。（https://sizuku-a.com/unnamed-memory-10-osusume/）
力が強く配下もいるレオノーラの討伐には、ティナ―シャとアカーシアの剣士であるオスカーの協力が必要です。
しかしヤルダの国内の問題にファルサスが干渉したとなると国際問題になってしまうのでオスカーは秘密裡に動くことにしたようです。
さらにティナ―シャは「オスカーを殺そうとした者は絶対に許さない」とレオノーラに対し殺意を強めていました。
まずはレオノーラに操られている王子の反対勢力で行方不明になっている王女に接触することになりました。
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ティナ―シャがカドス砦の前に現れる前にやったことは？
1.ヤルダの王女ネフェリィの行方の捜索（宮廷内の情報から）
2.内紛の主要人物はほとんど国境沿いに転移で飛ばした。
3.軍もすぐに動けないように兵士に下剤を盛った。
4.レオノーラの配下により魔法薬を盛られ臥せっていた王の治療とレオノーラの配下の処分。
5.レオノーラに魅了されているヤルダのサヴァス王子に「王子としての自覚」を促す話をした。
わずかな時間で多くのことをサラッとしてしまうとは、さすがティナ―シャですね。
その行動力は凄いです！！
そしてヤルダの王女ネフェリィは激しい砂嵐の中のカドス砦に囚われていました。
そして戦闘へ
ティナ―シャが砂嵐を収め、戦いが始まりました。
まずはレオノーラが召喚した無数の魔族をティナ―シャの精霊たちが迎え撃っていました。
そしてティナ―シャとオスカーは、戦いに行く前に「この戦いが終わったら結婚するか？」「いいですよ」との会話がありましたね。
ティナ―シャの心に引っかかていたものが解れ、ついに決心ができたのでしょうか？
レオノーラとその右腕のウナイが現れ、その直後ティナ―シャはナーク（赤いドラゴン）の背から飛び出し横一線に剣を薙ぐとウナイは砂漠に叩きつけられました。
ウナイはレオノーラが魔族を吸収させ肉体強化しているため人外の力を持っています。
レオノーラとティナ―シャの戦いが始まりましたが、レオノーラは治癒魔法も得意なので攻撃の傷はすぐに治ってしまいます。
そして無数の血色蝶と共に琥珀城が姿を現しました。
管理人蒼雫のプチ知識
琥珀城とは？
とある城が中に人がいる状態で巨大な琥珀に覆われてしまったと言う伝説がありましたが、それは実話で琥珀で城を覆ったのはレオノーラでそれを持ち帰ったそうです。
そして今回 琥珀城の周りに大量に発生した血色蝶ですが、血色蝶が発生するのは人を大量に犠牲にして禁呪が組まれた時だそうです。
そして血色蝶が残した石は魔力と生命力を多く含んでいるので触媒に使えるのです。
レオノーラは無数の血色蝶が生み出す蝶血石を触媒とし、何もかもを破壊する強大な魔法を打ち出しましたが、ティナ―シャは背後にヤルダ砦があるため避ける訳にもいかず、できるだけの魔力を注ぎ防御壁を出現させたが、次の瞬間 光が防御壁ごとティナ―シャを飲み込んでしまいました。
しかしティナ―シャは左腕が焼けただれた姿でしたが、琥珀で覆われた城の玉座にいるレオノーラの前に研ぎ澄まされた殺意を纏って立っていました。
ティナ―シャが憎しみと殺意を込めた攻撃を解放しようとした時、腕に結んだオスカーと対のリボンがほどけティナ―シャは我に返り攻撃を止めました。
オスカーはウナイと戦っていましたが、ティナ―シャの圧倒的な魔力の収束を感じて自分のリボンを解いたのでした。（心の繋がりを感じます）
オスカーとウナイのところへティナ―シャとレオノーラも降りてきて、二対二の戦いになりました。
レオノーラは傷はすぐに癒え、琥珀城の中にいる限り蝶血石の影響で魔力が尽きることはないため無敵に近い状態です。
しかし目くらましなどを使い、オスカーとティナ―シャが入れ替りオスカーは「アカーシア」でレオノーラを貫き討伐は完了しました。
そして琥珀城は崩れ、召喚された魔族も消失しました。
さすがオスカーとティナ―シャの連携は凄いですね！！
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戦いの後
ティナ―シャはトラヴィスと「レオノーラを討伐したら、ティナ―シャの血が受け継がれる限りファルサスには手をださない」と約束をしていたようです。
結婚
ついにティナ―シャはオスカーと共に生きる決心をして、結婚式が行われました。
やっと二人が結ばれて良かったです❤
しかし魔女が王妃になることに戸惑う人々も多いようでしたが、ティナ―シャの美しさに圧倒されてもいるようでした。
そして観衆の中に「沈黙の魔女ラヴィニア」がいました。
「沈黙の魔女」はオスカーに子を生せないという呪いを与えた張本人です。
（その呪いはティナ―シャによって解呪されました）
ラヴィニアは「物好きな女の顔を見に来た」と言っていましたが、なぜここに姿を現したのか？疑問がのこりますね。
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最後に
今回は強敵の「呼ばれぬ魔女レオノーラ」との対決が中心でした。
琥珀城や血色蝶そして人外に肉体改造したウナイなどの出現に驚きやハラハラの連続でした。
そして最も重要な最後の部分ティナ―シャとオスカーの結婚式のシーンで二人の幸せな顔が印象的でした。
しかし沈黙の魔女の姿も出てきて、少し不穏な感じがしますが、これからどうなるのでしょうか？続きがとても気になりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
